大豆レシチンの効果・効能詳細
大豆レシチンの最も注目される働きは、水と油を混ぜ合わせる乳化作用(界面活性作用) です。レシチンの乳化作用は古くから知られ、マヨネーズなどの乳化剤として用いられていましたが からだの中でも水と油を混ぜ合わせる作用をすることが近年になってわかったのです。
大豆レシチンの体内での具体的な働きとは、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ、血栓を溶かして血液の流れをよくする、肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ、ビタミンAやビタミンEなどといった脂質性の物質の吸収を高めるなどです。
脂肪肝、肝硬変などの予防、改善効果については、数々の実験、調査で明らかになっています。抗脂肪肝因子としての作用は、レシチンの構成分であるコリンに特に強いことが認められています。
コリンは脂肪の代謝をよくする物質としても知られ、肥満防止にも役立ちます。
そのほか、レシチンは記憶に関係する神経伝達物質のアセチルコリンを生成するカの向上にも効果があるのではないかと考えられています。
さらに、大豆レシチンには栄養素の吸収、老廃物の排液など生命の基礎となる代謝に関与する成分であることから、正常な皮膚の練持、糖尿病の予防、腎機能や肝機能の正常化、消化力の強化なども期待できます。
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大豆レシチンの効果・効能まとめ
レシチンは大豆や卵黄の中に多く含まれるリン酸と脂質が結合した物質です。リン脂質とも呼ばれます。
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